
ボルト無スプリットリング
2種類のスプリットリング
スプリットリングには締付ネジを持つ物と締付ネジを持たずにセルフシールするタイプがあります。
O−リングでシールするセルフシールタイプはヘッドにインローを持ち、その外側にO−リングを装着します。そのままインロー受け(シリンダー)に落とし込むとO−リングが密着しシールされます。
ヘッドが持上がらなければシールが解除されませんのでスプリットリングでフランジを固定するだけで密閉を保持できます。非常に簡単な操作になりますがO−リングの温度特性により高温には向いていません。
ガスケットを使用するタイプは締付ネジでフランジを押しつけてガスケットを挟み込みます。
PTFEやグラフォイルガスケットが使用できますので高温に適しています。
パール社のほとんどの圧力容器とリアクターにはクランプ式蓋締め方式のスプリットリングを採用しています。このスプリットリングは容器の開閉を容易にするだけでなく締め付けボルトのための重い蓋をなくすことや蓋とシリンダーにあるフランジを小さくすることができました。
従来のボルト貫通式だと強度を保つために大きなフランジを持たなくてはいけなく非常に重たくなってしまいます。
また、シリンダ側のフランジに締め付けボルトのためのネジが切ってあり、焼きつき等でネジ山がダメになった場合、シリンダごと交換しなくてはいけないのですが、このスプリットリングを使用すると万が一ネジがダメになってもリングのみの交換で済みます。
締付ボルト&ドロップバンド付スプリットリング
Parr Instrument Company
スプリットリングクロージャーとガスケット/シール

容器の開閉が簡単で確実にできる
スプリットリングクロージャー


圧力容器の欠かせないシール材はいろいろなタイプがあります。パール容器はO−リングとガスケットの2種類を
用途に合わせ設定しました。選択可能なシリーズではお客様の用途に合わせお選びいただけます。

フラットガスケット
この方式はヘッドに設けられたガスケット用座ぐりにガスケットを装着し、スプリットリングの締付ネジで締め付ける、一般的な方法です。
標準で350℃まで耐えられるPTFEガスケットを採用されていますが、それ以上の温度(リアクターは500℃、圧力容器は600℃)で使用する容器にはグラファイトガスケットを採用しています。
バイトン、カルレッツ、テフロンはデュポン社の登録商標です。
グラフォイルはUCAR Carbon社の登録商標です

スクリューキャップ
クロージャー
締付ボルト付
スプリットリング

セルフシール O−リング
O−リングは容器開閉を容易できます。締付の必要がなく操作が簡単です。O−リングの材質はバイトン(FKM),カルレッツ(FFKM)、から選べます。バイトンは安価ですが225℃以上での使用はできません。カルレッツは275℃まで使用できます。